英国製スターリングシルバーのリボンのカードケース。
何度か美しいカードケースをご紹介していますが
今度ご紹介するときに、当時どのような女性がどのように使っていたか
書きたいと思っていました。
当時こちらは、「訪問カードケース」として使われていました。
この訪問カードは、当時の上流階級の人びとの生活に欠かせないものでした。
当時の上流階級の人びとは、1年を通じて住居を移動しながら生活していました。
裕福な貴族であれば、自前の大邸宅をあちこちに持っていて、季節の行事に合わせて家族や一部の使用人を引き連れ、引っ越しを繰り返しながら暮らしていました。
中流階級の人びとも、そんな貴族の生活サイクルをまね
春から夏の社交期はロンドンに家を借り、それ以外の時期には、海辺や温泉地、湖や高山地域などへ避暑旅行することもありました。近づきになった友人知人と同じ町にいるときは、まず訪問カードを届けて、自分が近くにいることを知らせました。都会から去る時のお別れの挨拶にも訪問カードを使いました。
正餐会や舞踏会などの正式なもてなしを受けた後には、翌日直ぐお礼のカードを届けに行きました。
このように、訪問カードは紳士淑女の社交生活の節目に欠かせないものだったのです。
男性の訪問カードより、女性のカードのほうがサイズが大きく、こちらは貴婦人が使用していたものになります。
現代では名刺入れとして、おしゃれに使っていただけますが
当時の風習を知っていると、お品への愛着も湧きますね。
綺麗な状態で、十分実用に使っていただけます。
※こちらの商品はレターパックプラス(送料全国一律¥510で配送できます。ご注文後に改めてお見積りとお送りいたします。カード決済の方には差額をお返しいたします。)



BIRMINGHAM
1906年
H.MATTHEWS

サイズ 10.5僉7.5
重量  75g
販売価格 68,000円(内税)
在庫状況 1 個
購入数